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値上げ値下げ 広告

東京電力値上げ2022はいつから?推移や値上がり理由を調査!

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2022年は様々な商品の値上げが発表されています。

1つの商品ならどうにか我慢できますが、複数商品や電気、ガスなどの料金が値上げとなるとかなり家計にダメージです。

結論からいいますと、東京電力の電気料金は2022年6月も値上げします。

東京電力の値上げについて、次の4つをお伝えします。

  • 東京電力の電気料金はどのくらい値上げ?
  • 【値上げの原因】燃料費調整制度とは?
  • 燃料費調整額の値上げの原因
  • 電気料金の内訳
  • 【最新】テレワークに役立つ電気料金の節約術 

この記事を読めば、東京電力の電気料金の値上げと、電気料金の節約方法がわかります。ぜひ最後までご覧くださいね。

 東京電力の電気料金はどのくらい値上げ?

東京電力の関東エリア従量制の場合、2022年6月分の電気料金の燃料費調整単価は、2022年5月分と比べ、0.23円/kWh高くなります。

2022年5月分が2.74円/kWh → 2022年6月分が2.97円/kWh (0.23円/kWhアップ)

例えば平均モデル使用電力量が260kWhとして計算すると、以下のように値上げです。

2022年5月が8,505円 → 2022年6月に8,565円 (60円アップ)

わずか60円だけの値上げのように感じますが、このまま電気料金の値上げが続くと家計に響いてしまいます。

【値上げの原因】燃料費調整制度とは?

東京電力の電気料金の値上げの原因は、東京電力エナジーパートナーが導入している燃料費統制制度により、燃料費調整単価が上がったためです。

そもそも、燃料費統制制度とは、火力燃料(原油・液化天然ガス〔LNG〕・石炭)の価格変動を電気料金に迅速に反映させるため、その変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する制度です。

過去3か月間の火力燃料の平均価格を算定して、2か月後の電気料金に反映させる仕組みになっています。

ここで過去1年分の燃料費調整単価を見てみましょう。

東京電力EPの従量制(関東エリア)の燃料費調整単価
年月 燃料費調整単価(円/kWh)
2022年6月分 2.97
2022年5月分 2.74
2022年4月分 2.27
2022年3月分 1.83
2022年2月分 0.74
2022年1月分 -0.53
2021年12月分 -1.09
2021年11月分 -1.53
2021年10月分 -2.04
2021年9月分 -2.58
2021年8月分 -3.11
2021年7月分 -3.06
2021年6月分 -3.29

出典:燃料費調整単価一覧量(低圧)/ 東京電力エナジーパートナー

燃料費調整単価は、原油・液化天然ガス(LNG)など火力燃料の価格変動を電力料金に反映させるためのものなので、金額がプラスになったり、マイナスにもなります。しばらく燃料費調整単価はマイナスの金額を保っていましたが、2022年2月からプラスに転じています。

表をもとに、2022年と2021年それぞれ6月分の燃料費調整額を、平均モデル電力使用量260kWhで計算すると、下記の金額になります。

2022年6月分 → 2.97円×260kWh=772.2円

2021年6月分 → -3.29円×260kWh=-855.4円

2022年6月分は前年同月と比較すると、燃料費調整額が1,627.6円も高くなります。これでは家計が心配になります。

燃料費調整額の値上げの原因は?

燃料費調整額が値上げとなる原因の1つめは、石炭や液化天然ガス(LNG)などの輸入価格高騰の影響です。

新型コロナウイルスの影響で世界各地で経済活動が止まり、燃料の価格も大幅に下落しましたが、その後、経済活動の再開に伴い、燃料価格が上昇しました。

日本は、季節や時間帯によって需要の変化に柔軟に対応することができる火力発電がメインなので、火力発電の原料である石炭や液化天然ガス(LNG)などを輸入に頼っています。

石炭や液化天然ガスが高騰すると、電気料金も比例して値上がりしてしまうのです。

燃料費調整額の値上げの原因2つめは、ロシアとウクライナをめぐる問題です。国際的な緊張の中、エネルギー大国であるロシアとの対立は、ヨーロッパの天然ガスのスポット価格高騰に大きな影響を及ぼしています。

この影響はアジア市場にも拡大し、日本においても例外なく価格が上昇しているのです。

電気料金の内訳

では電気料金はどのように計算されているのでしょうか。

下記は、東京電力の電気料金の内訳です。

基本料金(最低料金)+ 電力量料金 ± 燃料費調整額 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金 - 適用される割引

上記計算例には、消費税等相当額が含まれ、上記4項目のいずれかが値上げされると電気料金が値上がりします。

【最新】テレワークに役立つ電気料金の節約術 

電気料金が値上がりしているので、使わない家電の電源プラグを抜くなど、節電を試している方も多いでしょう。

しかし、新型コロナウイルスの影響でテレワーク(在宅勤務)が増え、電気料金が以前よりかかると感じませんか?

電気料金を抑えることが難しくなっても、まずは次の4つを心がけることで電気代が抑えられるかもしれません。

  • 狭い部屋で仕事する(冷暖房効率がいいので電気料金が下がる)
  • 日中は照明をつかわない
  • パソコンの使い方を見直す
  • エアコンは自動運転設定にする

そしてもう一つは契約プランを見直すことです。

こまめな節電も大事ですが、効率的に電気料金を安くしたいなら、電力会社・電気料金プランの切り替えがおすすめです。

電気料金の支払いでポイントが還元されるプランや、日中の電気料金が安く設定されているプランなど、種類もさまざまあります。ご自身にぴったりの電気料金プランに切り替えれば、電気料金の節約につながるでしょう。

 

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2022年の値上げ予定商品一覧

2月の値上げ予定

2月1日~

「パスタ・パスタソース」

2月1日からニップン、日清フーズが約2~9.5%値上げ。

「冷凍食品」

2月1日から味の素冷凍食品、ニッスイ、日清フーズ、マルハニチロ、日本ハムが約2~23%値上げ。

2/16~

3月の値上げ予定

3/1~

【冷凍食品】

3月1日から日清食品冷凍が冷凍麺製品を6~13%値上げ。 3月1日からニチレイフーズが約8~15%値上げ。

【ハム・ソーセージ】

3月1日から伊藤ハム、丸大食品が4~15%値上げ。

【醤油・豆乳】

3月1日からヤマサ醤油が醤油を約4~10%値上げ。

【マヨネーズ】

3月1日から味の素、キユーピーが約2~10%値上げ。

【チルド麺】

3月1日から日清食品チルドが6~12%値上げ。

【ドーナツ】

3月1日からミスタードーナツが税別価格を10~50円値上げ。

【タイヤ】

3月1日から住友ゴム工業(ダンロップ)が約10%値上げ。

3/2~

3/22~

【ティッシュペーパー・トイレットペーパー】

大王製紙が15%以上値上げ。

3月中

【羽田・大阪・那覇空港の旅客施設利用料】

国内線で大人(12歳以上)1人あたり80~120円値上げ。

4月の値上げ予定

4/1~

乳製品

雪印メグミルク、チーズ・ラードなど(3.4~20%値上げ)

【お菓子】

うまい棒が10円から12円に値上げ

【首都高速道路】

渋滞緩和のため首都高の上限料金引き上げ

5月の値上げ予定

5/1~

コカ・コーラボトラーズジャパンは一部を除く大型PETボトル製品(1.5L、2L)、出荷価格改定率約+5~8%値上げ予定

6月の値上げ予定

6/1~

日清食品のカップ麺、カップライスなどメーカー希望小売価格を5~12%引き上げ

7月の値上げ予定

 

8月の値上げ予定

 

9月の値上げ予定

 

10月の値上げ予定

【火災保険】

(多くの地域で値上げ)および契約期間が最長10年から5年へ短縮

【医療費】

75歳以上の高齢者医療費の自己負担割合が一定所得を超えると2割へ

11月の値上げ予定

 

12月の値上げ予定

 

最後に

さまざまな商品の値上げが今後も予想されます。情報は可能な限り更新していくので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。