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【厚底ランニングシューズ】NIKE・asics・adidasの違いは?性能・厚さ・価格比較!

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2019~2020シーズンは駅伝やマラソンで新記録が続出する高速レース化が進みました。

2019年10月にエリウド・キプチョゲが非公式ながらフルマラソンで2時間切りを達成。

さらに高速レース化を印象付けたのは箱根駅伝だと思います。
2区で相澤晃選手(東洋大学)が留学生の記録を差し置いて史上初の1時間5分台を記録すると、その後の区間でも区間新記録が続出。

なんと出場210名中177名と84.3%がナイキの厚底シューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」を使用していたのです。

NIKEの独走を止めるべく、adidasがアディゼロプロを、asicsがメタレーサーを発売することを2020年2月12日に発表しました。

ここではNIKEの新作「エアズーム アルファフライ ネクスト%」とadidasの新作「アディゼロプロ」、asicsの新作「メタレーサー」の比較をしていきます。

このページでは以下のことを説明します。

・世界陸連発表の新ルール

・NIKE「エアズーム アルファフライ ネクスト%」

・asics「メタレーサー」

・adidas「アディゼロプロ」

・まとめ

世界陸連発表の新ルール

近年高速レースが続き、世界陸連は「厚底シューズ」を調査を終え、2020年1月31日に新ルールが発表されました。

・厚さ40mm以内
・反発力を生み出すために用いられるソール内のプレート(カーボンプレート)は1枚まで
・2020年4月2週間以降に発売される製品は、市販開始から4カ月以上経過したシューズのみ大会で着用できる
・カスタマイズ(特注)品は認めない

東京五輪で着用するためには、新商品を2020年4月2週間までに発売開始する必要がある。

NIKE「エアズーム アルファフライ ネクスト%」

2月5日に発表、2月29日発売開始
「エアズーム アルファフライ ネクスト%」は「ヴェイパーフライ」シリーズの後継モデルとして開発されました。

厚さ:39.5mm

以前の「ヴェイパーフライ」から新たに前足部に2つのZoom Airポッドを配置。
これは蹴りだすときのクッション性を高めて足を保護する役割をしています。

かかとにはZoomXフォームを増量し、抜群の反発力と軽さを実現しています。

カーボンファイバープレートは1枚のみ内臓されている。

エネルギーリターン、クッショニング、安定性が高められています。

価格は約3万円。

asics「メタレーサー」

2月12日発表 4月中旬発売予定

asicsは初のカーボンプレート入りのトップランナー向けシューズ「メタレーサー」を開発しました。

厚さ:詳細は不明だが40mm以下
asicsのランニングのシューズの中では最も厚底である。

 

シューズのつま先部分が上方にそった特殊な構造で、硬さもあるため、加重がかかることで重心を転がるように前へ前へ移動させる仕組みです。

またシューズ内部には1枚のカーボンプレートを内蔵している。

より高速走行に対応するため、軽量素材を採用してパフォーマンス面の向上かつ軽量化も図ったそうです。

価格は未定。

4月発売予定とあるが、東京五輪マラソンには間に合わせる可能性は高いと思います。

adidas「アディゼロプロ」

2月12日発表 4月1日発売開始

アディダスランニング初となるカーボンプレートを搭載した最上位モデル「アディゼロプロ」を開発しました。

厚さ:詳細は不明だが、40mm以下

アディダス独自のミッドソール・テクノロジーである「LIGHTSTRIKE」「BOOSTフォーム」と組み合わされることによって、足の自然な屈曲と的確なポジションが得られるようにデザインされている。

LIGHTSTRIKEは軽量なミッドソールで爆発的なスピードをサポートし地面と足の間に快適さを与える。安定性が高く、着地時の横ブレが少ない。

BOOSTフォームは、クッション性と反発性を兼ね備えて、爆発的なエネルギーを生み出す。
風や雪、太陽の日差し、雨など、あらゆる天候下など温度環境による影響を受けにくいためBOOSTフォームは本来の性能を長く持続できる。

軽量ながら高いクッション性を有し、爆発的なパワーと、スピードの維持を両立する。

価格は2万2000円

まとめ

各社のシューズの比較を表にしてみました。

NIKE asics adidas
発売日 2020/2/29 2020.4月中旬 2020/4/1
価格 約3万円 価格未定 2万2000円
東京五輪
カーボンプレート 1枚 1枚 1枚
厚さ 39.5mm 400mm以下(詳細は不明) 400mm以下
特色 ・規則ギリギリの39.5mmの超厚底

・ZoomAirポッドによるクッション性

・ZoomXフォームによる反発力と軽量化

・asicsのシューズの中で最も厚底

・つま先が上方に曲がった構造で重心を前へ前へと移動させる構造

・軽量素材を採用し軽量化をはかったシューズ

・LIGHTSTRIKEの軽量ミッドソールによる安定性

・BOOSTフォームのクッション性、反発性

・あらゆる天候下でも影響をうけない。

 

各社カーボンプレート戦争が勃発しています。

NIKEの独走状態を止めるため、各社カーボンプレートを使用した新モデルを開発しています。
また3社とも新規則をクリアし、東京五輪でも着用可能になります。

この3社だけでなく、ニューバランスもカーボンプレートを使用した厚底シューズを2月12日に発表をし、ミズノも独自素材のプレートを埋め込んだ新モデルを発売予定だそうです。

ここ数年の高速レース化の勢いにのって、東京五輪でも世界新記録・日本新記録を見ることができるかもしれませんね!

東京五輪では記録と靴に注目してみてください!