新型コロナウイルスに対して2020年3月12日WHOがパンデミック宣言を出しました。
【速報 JUST IN 】WHO「新型コロナウイルスはパンデミックといえる」 #nhk_news https://t.co/dpqedlJOhc
— NHKニュース (@nhk_news) March 11, 2020
中国から始まり、日本、そして世界へと一気に拡大をみせ、終息の気配すらみせない新型コロナウイルス。
過去のパンデミックの事例と合わせて見ていきたいとおもいます。
東京オリンピック2020は開催できる?
新型コロナの感染拡大に伴いWHOがパンデミック宣言を出したことにより、東京オリンピック2020の開催がさらに厳しくなりましたね。
中止なのか延期なのか・・・
7月末までに世界の交通網は正常に作動するのか、そして開催する以前の問題として、各国は東京に来てくれるのか・・・
中止を決めるよりも先に「東京行く気ある?」って聞いた方が早いかもしれませんね。
【パンデミックの歴史】過去最大の事例は?
パンデミックの言葉の定義
- ある病気(感染症)が国中あるいは世界中で流行すること
- ある感染症(特に伝染病)の(顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した)世界的な流行
感染症によるパンデミックは過去にも多数生じている。
死者数はあくまでも推定です。
年代 | 病名 | 発生地域 | 推定死者数 |
14世紀 | 黒死病(ペスト) | ヨーロッパ | 2500-3000万人 |
16世紀 | 天然痘 | 南北アメリカ | アステカ、インカ帝国の人口が1/10となった |
19-20世紀 | コレラ | ||
1918-1919 | スペイン風邪 | 全世界 | 5000万-1億(日本でも39万人が犠牲に) |
1957-1958 | アジア風邪 | 200万人 | |
1968-1969 | 香港風邪 | 100万人 | |
2009~ | 新型インフル | 全世界 | 15000人以上 |
2020~ | COVID-19 | 全世界 | 未知数・・・ |
2020年現在で世界最大のパンデミックといえるのは1918-1919のスペイン風邪だと言えます、犠牲者があまりにも多いです。
このスペイン風邪は感染者が最も多かった高齢者では基本的にほとんどが生き残った一方で、青年層では大量の死者が出たと言われている。
特に医療従事者の感染者が多く、当時医療崩壊を引き起こしたとされています。
スペイン風邪とはH1N1亜型インフルエンザの通称であり、カテゴリー1~5の5に位置されている。
人類の歴史はインフルエンザとの戦いと言っても良いのかもしれませんね。
ちなみにSARSはパンデミックまでは至らなかったようです。
新型コロナウイルスはいつまでつづく?
各報道を見ていても意見はバラバラです、「夏までには」とか「来年までかかる」とか・・・
2009~ | 新型インフル | 全世界 | 15000人以上 |
新型インフエンザの流行をみると2009年~というように、新型インフルエンザは11年以上流行していることがわかります。
新型コロナがいつまで続く可よりも、ワクチンや治療薬の開発。今ある抗ウイルス薬で、効果のある薬の話題のほうが建設的かもしれませんね。
まとめ
【パンデミックの歴史】過去最大の事例は?新型コロナウイルスはいつまでつづく?でした。
過去最大の事例は1918-1919のスペイン風邪、1年で犠牲になった方の数があまりにも多すぎますよね。
新型コロナウイルスが変異せず、治療法が確立されることを心より願います。